macOS・iOSアプリ開発

目標へのステップでトラブルにぶつかる-その2

前の記事からの続きです。
トラブルの核心に触れていきたいと思います。

下記の話は、3月26日(金)から4月1日(木)までにあった出来事です。

私は、iPhone Developer Programへの加入手続きを始めました。加入手続きはアメリカのアップルのサイトで行うのですが、入会費用の支払いは日本の「Apple Store」のページで行います。

しかし、その肝心のApple Storeで「iPhone Developer Program」の権利をカートに入れて、「ご注文手続きへ」のボタンをクリックすると、Mac OS XのSafariに『サーバとの接続が予期せず解除されました』と表示されてしまうのです。

Safariのリセット(Cookie、キャッシュ等全て)をしても、改善しませんでした。

Apple Developer Connectionの、日本のサポート先へ問い合わせをしてみました。
『WindowsのInternet Explorerで手続きを行うとそのようになる場合がございます。Mac OS XのSafariやFirefoxで手続きを行ってください。』という返答を頂きました。

「既にMac OS XのSafariで手続きをやっているんだけどなぁ…試しにMac OS XのFirefoxでやってみるか。」
Firefoxでも、Safariと同じようなエラーになってしまいました。

「あれ、MacBookのネットワーク設定がおかしいのかな、iMacでやってみるか」
私は、登録手続きをMacBookで行おうとしていました。普段、プログラミングはMacBookのみで行っているからです。
iMacのSafariで手続きを試してみたところ、問題は発生しませんでした。

「これはMacBookが不調なんだな。ちょうどOSの起動が遅くなってきたように感じてるところだったし、ついでだからOSの再インストールをやっちゃおう。」

そこでMacBookのOS再インストールを開始。
しかし、OSの再インストールをしても、Apple Storeでエラーが出る問題は解決しませんでした。

仕方が無いので、とりあえず iMacでiPhone Developer Programへの全ての手続きを済ませました。

この後、MacBookでApple Storeへアクセスし、SafariとFirefoxで下記のことを試してみました。

  1. Store画面右上の「アカウント」をクリックする
  2. Apple IDでログインする
  3. 「ご注文状況/購入履歴」をクリックする
  4. Store画面右上の「アカウント」をクリックする
  5. 「保存されたカートの中身を確認する」をクリックする
  6. ID・パスワード再確認の画面が出るので、Apple IDとパスワードを入力する
  7. 保存されたカートの確認画面が表示される
  8. Store画面右上のアカウントをクリックする
  9. Storeホームへ行く
  10. 画面右上の「アカウント」をクリックする

Safariでは必ず、8番目のところで必ず「ページを開けません」となってしまうことがわかりました。
OSの再インストール後は、Firefoxではエラーが出なくなり、正常な動作をするようになりました。

登録手続きを済ませた後、私は「早く、今作っているアプリをiPhoneで動かしてみたい!」
という気持ちだったのですが 、「iMacのSafariでは正常でも、MacBookのSafariでは上記のようなエラーを吐かれる」という状態に違和感を感じ、原因を突き止めてみることにしました。

そして、原因を突き止めるところまでには達しませんでしたが、SafariでApple Storeをブラウジングしたときにエラーが出る“条件”を見つけることができました。

  • MacBookのAirMac(Wi-Fi)を使わずに、有線LANで接続をした状態では、Apple Storeでエラーが出ることはない。
  • VMware Fusion 3がインストールしてある状態では、有線LAN、無線LAN両方の条件でApple Storeでエラーが出る。
  • Firefoxでは問題ない。

上記の3つの“条件”を見つけることができました。

「私はSafariが気に入っているので、ウェブブラウジングにはSafariを使いたい。Apple Storeを使うときには有線LANでインターネットに接続すればいい訳だし。」
という風に思うのですが、VMware Fusion 3をインストールしたときに、有線LAN、無線LAN全ての条件で問題が発生してしまうようになってしまいます。これは非常に残念です。VMware Fusion 3でWindowsを使ったり、Linuxの色々なディストリビューションを試してみたりと、仮想マシンを使って色々やってみたかったので…

「他の仮想化環境を使うとしたら、無料で使えるVirtualBoxを使うしかないかな。VMware Fusionを買う以前は愛用していたけれど、VMware Fusion 3の方が多機能で高速に動くしなぁ…」
「VMware Fusion 3は、Boot CampでインストールしたWindowsを仮想マシン上で動かせる機能が便利だったのに」
「もしかしたら私は、MacでWindowsを使うことが許されないのかなぁ…」

Mac OS Xの再インストールをする際に、HDDを全体的に初期化しました。Boot Campに入っていたWindows 7は、これで消してしまったことになります。

MacBookでMac用アプリやiPhone用アプリのプログラミング…Boot CampやVMware FusionでWindows 7!
Windowsには、Windowsでしか味わえない楽しい世界があります。
色々なゲームや楽しいアプリケーションなど…

でも私は、iPhoneやMac OS Xのアプリで自己表現をしてみたいと考えていて、Cocoaプログラミングの勉強をしています。

「これは、Windowsで遊ぶことは考えずに、アップル製品に集中しろという誰かからのお告げなのかもしれない…」

VMware Fusion 3とWindows 7は、今はMacBookには入っていない状態です。

VMware Fusion 3だけを諦めて、Boot CampでWindows 7を使うだけだったら、Mac OS X上のSafariに支障は出ないと思いますが、今はWindows 7のMacBookへのインストールを考え直しているところです。自分の気持ちのために。
Safari以外のブラウザを使えば問題ないのですが…Safariで問題が出ることを考えると、なんとなく気持ち悪い。

上記のトラブルの件は、Apple Storeのサポートセンターへメールで報告をしました。
Apple Storeとのメールのやり取りは、非常に気持ちがよく、迅速でした。

MacBook上でiPhone Developer Programへの入会が順調に進めば、私は鉄道を利用して1泊2日の旅行へ行くことを検討していました。

その旅行に行けなかったので、 私は2日の金曜日の午後から東京へブラブラと出掛けてきました。
東京への外出のお話は、またまた次回へ続きます…

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