目標へのステップでトラブルにぶつかる-その1

先日の「とあることで精一杯だった3月最後の週」についてのお話です。
長らくお待たせいたしました…

まずは、トラブルに入る前の経緯に触れます。

私は、Mac OS X上で行う「Cocoaプログラミング」を大学以外のところで勉強しています。(大学ではWindowsしか使わないので、Cocoaプログラミングを教わることはできません)
Mac OS XやiPhoneのアプリケーションは、このCocoaプログラミングの技術によって作ることができます。

このプログラミングを行うには、Xcodeという開発環境のプログラムが必要です。iPhoneアプリを作りたい場合には、Xcodeと「iPhone SDK」という追加のプログラムがXcodeに必要になります。iPhone SDKには、「iPhone Simulator」というプログラムが含まれていて、iPhone向けに作ったアプリを、Mac OS X上でiPhoneアプリがきちんと動作するかを確認することができます。

Xcodeは、Mac OS Xのインストールディスク内に入っていて、手動でそれをインストールすると、Mac OS X上で使うことができるようになります。

Xcodeの最新版と、iPhone SDKは、米アップル社の「Apple Developer Connection」に入会すれば、Apple Developer ConnectionのWebサイトからダウンロードすることができます。
XcodeとiPhone SDKをダウンロードするだけの場合なら、Apple Developer Connectionへ入会するときは、無料登録をするだけで済みます。

XcodeでiPhoneアプリを作って、iPhone Simulatorで動作確認。そして実際のiPhone本体でテスト…
実際のiPhone本体でテスト…そして、App Storeで完成したiPhoneアプリの配布・販売…

作ったアプリをiPhoneの実機で動作確認をする作業と、完成したiPhoneアプリをiTunesの「App Store」で配布や販売をする場合には、有料の「iPhone Developer Program」への登録が必要になります。スタンダードプログラム(アプリの配布・販売をする場合はスタンダードに入会する)の料金は、1年間で10,800円です。

私は今まで、iPhone Developer Programには加入していない状態で、iPhoneアプリのプログラミングを勉強していました。

「だんだんとアプリの作り方が分かってきて、iPhone Simulatorでの動作確認だけでは、まだプログラムの仕組みを覚えることができていない気がする… 」
「私は、iPhoneで欲しい・実現してみたいアプリがあるから、今こうやってプログラミングの勉強をしている。」
「iPhone Simulatorでは、一連の動作確認をすることはできる。しかし、iPhoneに内蔵されているカメラやマイクなど、ハードウェアの機能までシミュレートをすることはできない」
「いつかは完成したアプリを“配布・販売”することになるんだから、iPhone Developer Programへ加入しちゃおう!」

と、いうことで、iPhone Developer Programへの加入手続きを、3月末〜4月初旬に行いました。

その手続きの最中に、ドツボにはまってしまったわけでございます。

その内容は、次の記事で触れます。

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