IT機器トラブル, Mac・ハードウェア, ハードウェア導入報告

RAID1の外付けHDDでトラブル…その後の対処

昨年から使っている「裸族の二世帯住宅」(Seesaaの旧ブログです)で、中に入っている2台のHDDのうち1台のHDDがトラブルを起こしました。

この「裸族の二世帯住宅」には、デジカメの写真、ビデオカメラのムービー、iWorkやMS Officeのファイル、3DCGの作品(Shadeのファイル)など、様々なデータを保管してあります。
旧ブログの記事にもあるように、1TBのHDDを2台入れて、RAID1のミラーリングの設定で外付けのHDDとして使っています。

8日(月)の午前中、私はファイルの整理のために「裸族の二世帯住宅」へ、別のHDDからファイルをコピーしていました。

ファイルコピーの最中、裸族の二世帯住宅の下段にあるHDDと連動するLED(下段のアクセスランプ)が、赤く点滅し始めました。
それと同時に、下段に入っているHDDから「ウイーン!!」という異音も発生しました。

※このHDDのアクセスランプは、電源が入っているだけのときは青色、アクセスが行われているときは桃色、HDDの異常時には赤色で点灯・点滅をします。

トラブルが発生してから、即座に裸族の二世帯住宅をMacからアンマウントしようとしたのですが、ファイルのコピー中だったことと、HDDが異常な動作をしている影響で、アンマウントできませんでした。
仕方がなく、裸族の二世帯住宅の電源を強制的に切りました。

その後、裸族の二世帯住宅を「RAID1・ミラーリングの設定で使う」で使うための設定をしなおしてみました。

再度電源を入れると、アクセスランプが赤色に点灯・点滅をすることはなく、いつも通りに裸族の二世帯住宅を使えるようになりました。
本当に正常なのかを確認するため、Mac OS Xの「ディスクユーティリティ」で「ディスクの検証」を行ってみましたが、「このディスクは問題ありません」と表示されました。

HDDに記録されているS.M.A.R.T.の情報から、HDDの状態を表示してくれるWindowsのソフト「CrestalDiskInfo」でも、裸族の二世帯住宅で使っている2台のHDDを確認してみたところ、「正常」と判断されました。
(S-ATAをUSBに変換し、Windowsのパソコンに接続しました)

一応、正常な動作を取り戻したHDD。
この先、このHDDでトラブルが再び発生するかは何とも言えませんが、それでも1TBの大容量な領域を持つストレージは便利なので、使い続けて、そこにデータを保管しておきたい。でも万が一、何かがあったら──

このHDDではRAID1のミラーリングを使用し、2台のHDDを同時に読み書きすることによって、安全性を高めてるので、ある程度の安心感はあります。
けれども、完全に安全が保たれているわけではありません。いつかは2台のHDDが壊れてしまう可能性が十分にあります。

今までは、DVD-RなどにHDDの内容を更にバックアップする形で解決をしてきましたが、保存してあるデータの容量が多くなり、それも面倒になってきているところでした。

なので、裸族の二世帯住宅(RAID1 1TB)の大切なファイルのみを、2TBの単体で動作するHDDへ更にバックアップを取る形をとることにしました。

Western Digital製のWD20EARS(2TB)と、それをMacへ接続するための機器となるAOTECH製のHDDリーダー/ライター(SDST-U1)を、急遽購入しました。
このHDDはWestern Digitalの「省電力・低発熱」で有名な「Caviar Green」シリーズの2TBモデルです。リーダー/ライターでこのHDDを使うと、HDDがむき出しの状態になってしまいますが、とても静かで、HDDの天板部分も触っても、特別に熱さを感じるようなことはありません。

裸族の二世帯住宅に保存していて、その中から特に大切なファイルを、フォルダごと差分バックアップを取るようにしています。
そのために、iBackup(フリーソフト)とSync!Sync!Sync! LE(シェアウェアの機能制限版でフリーソフト)を使うことにしました。

裸族の二世帯住宅で、RAID1によるミラーリングによるバックアップに加え、その中から特に大切な物を、2TBのHDDで更にバックアップ…

やっつけ的なトラブルの解決方法でしたが、これでも安心感を得ることができたので、満足することができました。

Be the First to comment.
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。