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MacBook (Late 2008)のHDDをSSDヘ その2 〜SSDを初体験〜

前回の記事の続きです。

 

MacBook (Late 2008) システム情報 - SSD

12月は上旬から大晦日まで、色々なものを購入しました。
iMac (Mid 2011)ビデオカメラ (SONY HDR-CX180)、そして、IntelのSSD

今月に入ってからは、お正月で自動車の運転をしながら親戚の家々を訪ね回りました。
あと数日で連休も過ぎ去り、暖かくなる頃までには大学を卒業するためにまた動き回らなければいけません。

さて、本題ですが、まずはSSDに交換したあとのMacBookの起動・シャットダウンの様子をYouTubeにアップロードしましたので、その様子をご覧になって頂き、私自身が使っているMacBookの速度を実感して頂けると幸いです。

本来ならベンチマーク結果を掲載し、数値で速度を比較できるような記事にすることが望ましいのですが、大晦日、お正月と慌ただしくしている中でSSDへの交換を完了させたかったので、SSD交換前のベンチマークを測定していません。
実際には、MacBook購入時のXbenchのベンチマーク結果が残っていて、SSD交換後の環境でXbenchを用いて計測すれば比較ができると思うのですが、OS X Lion 10.7.2の環境ではXbenchによるベンチマークが最後まで完了しないため、今回は省かせて頂きました。

ですので、自分自身でSSD化後のMacBookを使ってみた感想を簡潔に掲載したいと思います。

まずは、私の感覚として、MacBookの起動が格段に速くなったことです。
先日購入したiMac (Mid 2011)よりも若干速いです。特に、ログイン後の常駐アプリの起動がすぐに終わります。以前のMacBookでは、ログイン後も1分くらい経たないと常駐アプリが全て起動しませんでした。 それよりも前から使っていたiMac (Late 2006)よりも遅いくらいでした。
起動に待たされることがなくなったので、MacBookの電源を入れたら、すぐに作業を始めることができます。

次に、その1 〜きっかけ〜 で記載した、SafariやiWorkなどのアプリケーションのレスポンスの悪さも改善され、それ以外の通常の操作に対するレスポンスも良く感じます。
操作に対するレスポンスは、iMac (Late 2006)よりも良くなり、iMac (Mid 2011)と同等な感覚になった気がします。

ハードウェアの構成を考えると、2010年に登場した、CPUがCore 2 Duoながらもストレージが全てSSDのラインナップになったMacBook Air (Late 2010)と同等な操作感覚で使えるマシンになったのではないかなと思います。

また、HDDをSSDに交換することによって、衝撃に弱いHDDを取り払うことができたので、MacBook Airよりも厚みがあるMacBookですが、今までよりも本体を気軽に持ち運びできるようになったのではないかなとも思います。
(光学ドライブは残っているので、そこは考慮しないといけませんが)

HDDは500GBのものを使っていて、今回のSSDは120GBのものを選び、データを保存できる容量は少なくなってしまいましたが、MacBookで取り扱って、完成したファイルなどは、自宅でメインに使うiMac (Mid 2011)へ移し替えるなどして、きちんと自分でファイルの管理を行えば、この容量の少なさは克服できそうです。
実際、HDDを使っていたときにOS X Lionを再インストールした際、今まで圧迫していた領域を大きく空けることもできていましたし、今回のSSD化の際に改めてファイルの整理をしたら、 更に空き容量が増えました。現在、120GB中、約45GBの領域を使っています。
データを保管できる容量(広さ)が無くなった分、データを常に自ら整理する癖も必然的につきそうです。
この容量のダウングレードも結果的には利点になったとポジティブに考えることができました。

最後に、このMacBookは3年前のモデルですが、操作感覚だけは最新のiMac (Mid 2011)と同等なくらいの性能に進化させることができました。SSDの力は、素晴らしいなと強く実感しました。一度SSDを使うと、もうSSDレスのコンピュータを使う生活は考えられなくなりそうです。

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