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MacBook(Proではない)のSSD交換、そしてWindowsのインストール‥‥その後の顛末

先月末に、MacBook Pro (Retina, 15-inch Mid 2014) を購入しました。

Crucial MX100 512GB 外箱

 

‥‥が、今回はSSDの写真が先頭に。

実は、MacBook Pro (Mid 2014)を購入する1ヶ月半ほど前に、2009年から使っているMacBook (Aluminum Late 2008)?の内蔵SSD(Intel 320シリーズの120GB)を、Crucial MX100シリーズの512GBのSSDへ交換していました。


Crucial MX100 520GB MacBook (Late 2008)へ内蔵したところ

「その1ヶ月半後に新しいMacBook Proを買っているのに、なぜ更に6年前のマシンにお金をかけているの‥‥?」

という突っ込みが来そうなところですが、
ちょうど今から2ヶ月半頃前から1ヶ月半頃前(MacBook Proを買う数週間前)まで、仕事の都合でしばらく自宅を離れる機会がありました。

普段はiMac (Mid 2011)を使っているのですが、それは、さすがに移動先には持っていけないことと、更にWindowsも使えないと不便なこともあるため、結果としてMacBook (Late 2008)に頼ることになりました。

Boot Campを使ってWindows 8.1もMacBook (Late 2008)にインストールをすることにもしました。
(これが、地元・自宅へ戻ってきてから、トラブルの要因となるのですが‥‥)

そのため、「120GBのSSDでは容量が心許ない。けれども、しばらく自宅を離れることを理由に、すぐに新しいマシンをホイホイと買えるわけでもない‥‥」
ということで、結果として、2度目のSSDの交換をすることにしました。

ちょうど、このSSD(Crucial MX100)が登場・発売されたばかりの頃で、この製品は今までのSSDよりも安めの値段で売られていました。

参考:Crucialの格安SSD「MX100」が発売、512GBで実売2.4万円 – AKIBA PC Hotline!

Crucial MX100は、6Gbps(SATA3)に対応しています。
しかし、MacBook (Late 2008)で、HDDやSSDをつなぐためのSATAの速度は3Gbps(SATA2)までの対応で、このSSDの本来の性能を発揮させることは、この環境ではできていません。

ですので、Intel 320のSSDを使っていたときと、体感速度は大して変わりませんでした。
容量が120GBから512GBへ増えて、窮屈な思いをする必要が全くなくなっただけです。

Windows 8.1もBoot Campを用いてインストールを行い、出先では、まあまあ快適にMacBook (Late 2008)を使っていました。

OS Xが起動しなくなる

MacBook Pro (Mid 2014)も手元に来て、気持ちよくMacBook Pro?(Mid 2014), iMac (Mid 2011), MacBook (Late 2008)の3台を使い分けていたのですが、自宅に帰ってきてしばらくした後、とあることがきっかけで、MacBook (Late 2008)のOS X 10.9 Mavericksが起動しなくなりました‥‥

「とあること」とは、Boot Campを使ってインストールした「Windows 8.1」です(予想ですが)

実は、MacBook (Late 2008)は、Boot Campでは「Windows 7の32bit版」以外のWindowsには正式に対応していません。

参考:Boot Camp:Microsoft Windows オペレーティングシステムのシステム条件

Windows 8.1が正式に対応されていないことは承知の上で、インストールを行い、結果として、しばらくの間は何事も無く普通にMacBook (Late 2008)上でWindows 8.1も使っていました。

8月13日に、Windowsのアップデートがリリースされたのですが、実はそれを適用した直後に、SSDのOS Xの領域が破損し、OS Xが起動できなくなってしまいました。

8月13日にリリースされた、Windowsのアップデート、実は大きな問題が発生しているそうなのです。

参考:13日に公開されたWindowsの更新プログラムに不具合、OSが起動不能になる恐れ – 窓の杜

このアップデートによって、Boot CampによってインストールしたWindowsや、そのMacにインストールしてあるOS Xへ何らかの影響があるような情報を見つけることはできなかったのですが、「Windowsが起動しなくなる」不具合があるということなので、SSDのOS Xの領域が破損し、OS Xが起動できなくなった原因が「Windowsのアップデートが原因ではない」とは断言できない気がします。

また、アップデートが原因という以前に、MacBook (Late 2008)のBoot Campが正式に対応していない「Windows 8.1」を無理矢理にインストールしていたということもあるので、そのこと自体も疑う必要があるかと思います。

この不具合が発生してから、OS Xの領域の修復を試みましたが、それは成功せず、結果としてSSDの初期化を行い、OS Xのクリーンインストールを行い、Boot CampによるWindows 8.1のインストールは諦めることにしました。

更に、どさくさにまぎれて、iMac (Mid 2011)でもHDDのパーティションにエラーが発生していることに気づき(iMacでもWindows 8.1をインストールしていました。こちらは正式対応されていましたが。)、MacBook (Late 2008)と同じく、HDDの初期化とOS Xのクリーンインストールを行いました。(クリーンインストール後のHDDは正常です)

ちなみに、iMac (Mid 2011)のWindows 8.1は、数ヶ月ほど全く使っていなかったため、アップデートなどもこの数ヶ月間にリリースされたものは適用していない状態でした。ですのでiMac (Mid 2011)では、8月13日のアップデートは全く関係がありません。

MacBook (Late 2008), iMac (Mid 2011), 両方のMacで、現在、Boot Campの使用をあきらめています。
(余談:先日、購入したMacBook ProではBoot Campの利用は検討すらしていない)

MacだけでなくWindowsも使うことがあるので、このようにBoot Campなどで併用をしていましたが、Macを使う時間の方が圧倒的に多く、いざとなってOS Xが全く使えなくなると非常に困るので、Boot Campの使用自体、今後はいっさいやめようかと考えています。

Macの持つハードウェア(Core 2 Duo 2.4GHzやCore i5 2.7GHz)の本領がWindowsでも発揮できるので、Boot Campは重宝していたのですが‥‥

Windows専用のマシンも持っていて(MacBook ProやiMacよりも性能は劣りますが‥‥自作パソコンやThinkPadなど)、OS X上での仮想マシンを使うという選択肢もあるので、そのような方向でWindowsについては代替策を検討中です。

8 comments

はじめまして、検索にてこちらへ参りました。

こちらも同様にMacBook(Late2008)へMX100を搭載、MavericsとWindows7(64Bit)を
インストールして使用していたところ、突然MacOSの起動ができなくなるという症状です。
ディスクユーティリティーでの修復も、シングルユーザーモードでの修復もダメという状況です。

コメントありがとうございます。

アップルは、公式にはこのモデルにインストールできるWindowsは、Windows 7の32bit版のみとしているので、試しにWindows 7の32bit版を改めてBoot Campで使ってみたところ、数日後に、結局のところ、前と同じくOS Xが起動できなくなりました。

現在はこのMacBookで、Boot CampによってWindowsを使うことを一切していません。OS Xのみで使っています。

おそらく、このMacBookとMX100(Boot Campを使う場合)の相性問題なのではと、私は予測しております。

理由として、Windows 8.1で、特定のアプリをインストールしようとすると、必ずプチフリのような状況に遭遇するという事態がありました。
記事中ではWindows Updateが怪しいと書いておりますが、こういった経験もあり、SSD・MX100との相性なのかなという結論になり、Boot Campの使用を諦めることとなりました。

この後日談は、記事などに書き起こしてはおりませんでしたが、当方の現状は、以上のような形となっております。

参考になればと思います。

お返事ありがとうございます!
実験ですが、メインにMX100 512GB(Windows7とデータ用の2パーティション)、光学ドライブを取り外してマウンタを組み込みM4 256GBをセカンダリドライブ(MacOSX Maverics)という構成にしてみました。
さて・・・どうなるかですね・・・

なるほど、ご報告ありがとうございます(^^)
SSDの2台構成、一番安心なOS XとWindowsの併用方法かもしれませんね。
安定して動作するようでしたら、また、こちらにてご報告いただけると嬉しく思います。

こちらも昨日、やはりBoot Campを諦めきれず、東芝の2.5インチHDDのMQ01ABD100(1TB 5400rpm)を新しく購入し(6000円くらい)、MX100 512GBと入れ替え、OSのインストール、セットアップを行い始めております。
データの転送速度はSSDよりも明らかに落ちてしまいますが‥‥ 結果的に、またストレージの総容量が増えた感じです^^;

しばらく環境構築に取り組んでみてから、改めてブログの記事として書き起こすかもしれないです。

状況ですが、今のところOS切り替えを繰り返していますが、トラブル発生しておりません!

報告、どうもありがとうございます(^^)

やっぱり、SSD自体を2台に分けると、確実にトラブルへのリスク低減になりますね。

ちなみに、こちらはDVDドライブを今も使うことがあるので、DVDドライブ部分の交換はせず、しばらくはHDDで使ってみようと思います。

…起動時間は、OSをYosemiteにしてしまっているので、実はMX100よりも一回り遅いくらいな程度で済んでます。
実際に作業をしている際の、ランダムアクセス時の体感速度は、さすがにSSDにはかないませんが(^^;;

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