iPhone, IT関連ニュース, 私の思考

iPhone OS 4のリリースに改めて感じたこと

先ほど、米アップル社でiPhone OS 4の発表が行われました。
私はアップルが発表を行っている間に随時更新される各種情報サイトを見て回っていました。

iPhone・iPod touchユーザーが期待していた「マルチタスク機能」に、iPhone OS 4は対応しましたね。
Skypeで通話をしながら、他のアプリを操作できるということが出来るそうです。

アプリをフォルダごとにまとめる機能も追加されるそうです。
iPhoneにインストールしてあるたくさんのTwitterアプリをフォルダでまとめたり…ジャンル別にアプリをフォルダで管理して、便利に使うことができそうです。

あとは、iPadでおなじみのiBooksにも対応したり…(日本ではどうなるんでしょう、iBooks)

新しい1500のAPI、100以上の新機能…

新しいAPIを使って、もっとたくさんのことができるようになりそうです。
あ〜、自分の技術力がおっつかない…プログラミング…
焦ってはいけませんね。いつか必ずは目標を達成してみせます。

詳しい情報は、各種IT関連の情報系Webサイトに載っているのでこれ以上は割愛します。

iPhone OS 4は今夏にリリースされます。次期iPhoneもiPhone OS 4と同じ日にリリースされるのでしょう。

iPhone Developer Program登録者には、iPhone SDK 4 betaとiPhone OS 4 betaが先ほどから提供されています。
私も早速、MacBookでiPhone SDK 4 betaをダウンロード・インストールしました。

iPhone OS 4は、 iPhone 3G, 3GS, iPod touch 2G, 3Gに対応するそうです。初代iPhone、初代iPod touchにはインストールすることができません。
また、iPhone 3GとiPod touch 2Gではマルチタスク機能が使えないそうです。スペック上の関係でしょうね。これは仕方がありません。

私はiPhone 3GSと初代iPod touchを持っています。iPhone 3GSは普段の携帯電話として利用しているので、iPhone OS 4 betaをインストールすることができません。少しでもトラブルがあると困るので…
ならばiPod touchで…あ、私の持っているiPod touchは初代のでした…

今回のiPhone OS 4の発表で改めて実感したことを書いてみます。

2007年から発売されたiPhone。最初は、文字のコピー・ペーストすらできないOSが搭載されていて、若干のユーザーの不満を抱えながらも、他社のスマートフォンの売り上げと比べると、圧倒的にiPhoneの方に軍配が上がっていました。
iPhone 3G(iPhone OS 2.0)からは、アップル純正ではないアプリケーションも使えるようになりました。(アプリを配布・販売するには、アップルへの登録と審査が必要で、その制度は今も変わっていませんが)
iPhone OSは、年数を重ねるごとに、アプリの追加インストール、コピー・ペースト、マルチタスクなど、他のスマートフォンのOSには最初から備わっていた機能が搭載されるようになりました。逆に言うと、iPhone以外のスマートフォンでは当たり前になっていることがiPhoneではできなくても、iPhoneは世界中で大きな人気があったのです。
マイクロソフトのWindows Mobile(Windows Phone)や、グーグルのAndroidは、様々なハードウェアのメーカーに提供され、そのハードウェアが売れることによってシェアを伸ばしています。

そららとiPhoneを比較すると、iPhoneの場合は、OSもハードウェアもアップルが開発、そして販売しています。

他のスマートフォンでは当たり前の機能が搭載されていなくても、1社の製品が世界中でこんなに大きくシェアを伸びたこと自体が、私はすごいことだと思うのです。
(iPhoneだけの画期的で魅力的な独自の機能、スタイラスペンではなくて指先を使って操作する点などでシェアがここまで成長したということもあると思いますが。)
iPhoneの普及率が非常に大きいという事実は、様々な情報機関で報道されている通りですよね。

私は、iPhoneにマルチタスク機能が無くても、全く不便を感じていませんでした。他のスマートフォンや同じ会社の製品のMac OS Xには、きちんとマルチタスク機能は備わっていて、皆当たり前のように使っているのに。

私は「iPhoneには完全なマルチタスク機能が備わっていなくても、ホーム画面がタスクスイッチの代替になっている気がするから、このままでもiPhoneは十分だよね。」という考えで、自分からiPhoneの慣習に従った上で、iPhoneを使っていました。このように自分自身で自分を納得させた上でiPhoneのことが好きになっていました。なので、iPhoneには全く不満を感じていませんでした。

Macにも同じようなことが言えます。

例えば、現行のApple Keyboard。薄っぺらで、ストロークが短いです。本体がアルミ製で、冬場は触ると冷たくて仕方が無い。それでも…
私はストロークの短いキーボードが好みなので、現行のApple Keyboardは気に入っているのですが、電器量販店でWindows用の高価でキータッチの良いキーボード(東プレのRealforceなど)を見ると、それが欲しくなります。Windows用のキーボードは、Macでも使うことができます。でも、「アップル純正のキーボードを使いたい」と、納得してしまう。

先日の私が直面したトラブルの件もそうです。

「iPhoneアプリを作るのに、わざわざ開発者登録をしてアプリの審査受けなきゃいけない…
Windows MobileやAndroidではそんなことしなくていいのに。」
「アップルの、iPhoneの、アプリを作りたいのに…その会社の一番肝心なApple Storeでつまづく…だめじゃないかこれは!」

そんなストレスを抱えつつも、私はトラブルを解決する手段が無いか、必死に探しました。アップルのことが好きで、もう嫌いにはなれないからです。

私が自分自身の力で、自分の好みに一番合ったパソコンや携帯電話を作ることはできません。
だから、どこかしらの製品を買って使う必要があるので、こちら側からベンダーに向かって不満を言うことも出来ないのですが。アップルやグーグル、マイクロソフト、その他にも色々な会社の社員さんが大勢いらっしゃいます。私は、そのような方々に感謝をするべきです。

私は、ベンダーの皆様の様々な素晴らしい製品に囲まれて、非常に楽しく、快適に人生を送らせて頂いております。この場を借りて、感謝を致します。大変、ありがとうございます…

本当に、頭を下げきれませんね…

しかし…
「アップルのブランド力は、恐るべし…」と、今回のiPhone OS 4の発表を振り返り、改めて実感しました。

これからも私は一生、アップルの製品を好んで使っていくことになるでしょう。

参考Webサイト
engadget日本版 – 速報:アップル iPhone OS 4 イベント
ギズモード・ジャパン – iPhone OS 4.0プレビューイベント、リアルタイム更新中!

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