無線綴じの雑誌をカッターナイフで分解する

投稿者: | 2011年4月10日

昨年の6月にiPadを手に入れて、フラッドヘッドスキャナで「自炊」をすることを試してみましたが、この方法では、たった1冊のみしか「自炊」をすることができませんでした。
やっぱり、面倒くさかった!

私は今年のお正月に、PFUの「ScanSnap S1300」を手に入れてしまいました。
ですが、 断裁機は購入していません。そこまでにお金をかける気になれないからです。でも本当は欲しいです。

そこで、6月の「カッターナイフで本を分解する方法」を極めたい…!!

無線綴じのDOS/V POWER REPOT 2005年4月号

今回は、私が自作パソコンに興味を持ちはじめた頃から読んでいた「DOS/V POWER REPORT」(無線綴じの雑誌)の分解方法のコツを自分なりに掴むことができたので、その方法の記録を兼ねて、紹介します。

以下に記載する手順は、私が行った雑誌を分解したことの記録です。
この方法を参考にされる場合は、ケガに十分注意して作業を行ってください。
また、電子化した書籍は私用での利用目的のみに使いましょう。

この作業で分解、スキャンした雑誌は「DOS/V POWER REPOT 2005年4月号」です。

表紙をカッティングマットの裏に

カッターナイフで紙を切ることになるので、机に傷をつけないように、カッティングマットを使います。まずは、雑誌の表紙を裏返し、裏返した表紙をカッティングマットと机に挟むような状態にし、雑誌のはじめのページの綴じ部がよく見える状態にします。

綴じ部にくっつくように、平行に定規をあてる。

綴じ部に平行に、定規をぴったりと当てます。定規と綴じ部の隙間をカッターナイフでざっくりと真っすぐに切っていきます。

丁寧に何度も繰り返す

定規はしっかりと抑えて、カッターナイフが曲がらないように。

このとき、定規はしっかりと手で押さえてください。(カメラを持っているので、写真では定規を押さえる手が写っていません。)カッターナイフは、綴じ部とカッターナイフの「真っすぐ」な部分に沿うように動かします。

ページを切るときには、一度に大量のページを切ってしまいたいとは思わない方がいいです。
紙を切る作業になるので、カッターナイフには必然的に手で力を加えることになり、数ページごとに紙を切ることができます。しかし、力を入れすぎると危険です。 カッターナイフが思わぬ方向へ動いてしまって、ケガの原因になるかもしれません。

ページを定規と綴じ部の「真っすぐ」な部分に沿うように、丁寧に、きれいに切れることを第一に心掛けます。急がずに、ゆっくり…です。

中のページを全て切り終えたところ

上記の方法で、裏表紙まで切り落としてしまいましょう。
表紙以外を切り終わると、このようになります。

最後に表紙も、綴じ部と定規の真っすぐな部分を利用して。

カッティングマットの裏側に残る表紙は、カッティングマットの表側に置いて、これもやはり綴じ部と定規の「真っすぐ」な部分を利用して切り落とします。

表紙と裏表紙は中の紙と比べると堅いので、これだけはScanSnapではなくてフラッドヘッドスキャナでスキャンします。
ScanSnapでもスキャンできないことはないのですが、経験上、失敗することが多いからです。

かごを2つ用意する。スキャン前/スキャン後とわかりやすくする。

切り終えた雑誌は、ScanSnapに入れる順番に並び替えます。私の場合は100円ショップのかごを2つ用意して、「スキャン前/スキャン後」のページがわかりやすいようにしています。

5枚ずつ(10ページずつ)スキャンにかける

いよいよ、待ちに待った楽しいScanSnapでのスキャン作業です!

5枚ずつ(10ページ毎に)スキャンにかけると、失敗したときにわかりやすい。ScanSnap S1300ではA4用紙の場合、一度に10枚の紙を挿入することができます。
私は5枚(10ページ)ずつ雑誌を切ったものを入れるようにしています。ときどき、2枚同時に紙送りをされてしまうことがあり、もしそうなってしまった場合に、保存が完了したページと枚数の表示が5の倍数ではなくなるので、わかりやすいからです。

ひとつの雑誌の中でも材質の違う紙が使われていたりするので、その場合には「2枚同時に紙送りをされる」ことや「紙送りが曲がってしまう」ことに気をつけましょう。

スキャンをかけたページは「スキャン後」のかごに順番に入れておく

スキャンをかけたページは「スキャン後」のかごに順番に入れておきます。

私は5枚(10ページ)ずつ紙をScanSnapに挿入し、これを6回(30ページ)行ったところで、スキャンしたものを一旦PDFファイルにしてしまいます。
これを何度か繰り返し、最後のページまでスキャンし終わったところで、Mac OS Xに付属するアプリ「プレビュー」で、ひとつのPDFファイルへと結合します。
表紙/裏表紙は、フラッドヘッドスキャナでスキャン、PDFファイルとして出力し、「プレビュー」で結合します。

PDF InfoMakerで情報を入力、ページレイアウトを設定。ひとつのPDFファイルができたところで、雑誌の「自炊」は完成しますが、私は「Adobe Acrobat」やWindowsのフリーソフト「PDF InfoMaker」を使って、できあがったPDFファイルの文書情報やページレイアウトの設定をします。
上のスクリーンショットは、「PDF InfoMaker」をMac OS X上の「MikuInstaller」で動かしているところです。

本らしく表示されて見やすい

ページレイアウトを「見開きページ」に設定しておくと、「Adobe Acrobat」や「Adobe Reader」でPDFファイルを閲覧するときに、本らしく(ファイルを開いた時から表示が見開きページの設定に)表示されて、非常に快適に閲覧できます。

ここまでの全ての作業で、1時間ほどかかります。

雑誌の分解には6月と同様にカッターナイフを用いているので、正直なところ手間がかかってしまいますが、スキャンの作業は非常に快適です。
5枚ずつのゆっくりなペースでのスキャンでも、フラッドヘッドスキャナで1枚ずつ、1ページずつスキャンしていた時よりも、腕が疲れず、頭も混乱しません。
フラッドヘッドスキャナの時には、ページが抜けていたり、ページが重複していたりということを何度もやっていました。

何よりも、同様のことをフラッドヘッドスキャナで行ったときには丸1日かかりました。それが1時間でできてしまうようになったので、地味な作業が残りつつも、全体的には非常に快適になりました。

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