使いやすく体にやさしいパソコンの環境を目指す

昨日の記事に載せたこの写真。
右側に映っている21.5インチの液晶ディスプレイを、MacBook (Late 2008)のクラムシェルモードで使っているところです。
iMac (Late 2006)は、単独で動いています。

クラムシェルモードとは、MacBookシリーズにキーボード・マウスと外部のディスプレイを接続し、本体の液晶画面を閉じて、 MacBookをデスクトップパソコンのように使う機能のことです。

21.5インチ液晶ディスプレイは、自作パソコンでテレビを見る為に買いました。
このディスプレイを買った時には「MacBookのクラムシェルモード用ディスプレイとしても使えたらいいな」という気持ちもありました。
自作パソコンの地デジ対応化と液晶ディスプレイの購入後からは、MacBookを液晶ディスプレイの下に置けるような台を作ったりと工夫を色々としてきたのですが、この環境ではクラムシェルモードは使いづらいと感じていました。

「キーボードとマウスをMacBookのUSBポートに繋いで、DVIケーブルをMacBookに繋いで、MacBookを液晶ディスプレイの台の下に入れて‥‥」

机が狭くてこんな手順はメンドクサイ!!
体にもよくなさそう!!

MacBookの画面+液晶ディスプレイの2画面でも使うことはできますが、その使い方だと、MacBookをiMacの目の前に置くことになります。iMacとMacBookの2台を同時に利用したい時には非常に不便になります。

普段はiMacで画像や映像を取り扱う作業を、MacBookではキーボードを多く使う作業(プログラミングやWeb関係など)をしています。ですが、必ずしも作業を分散しているわけではありません。なので、MacBookでも大きな画面で作業をしたいと思うことがあります。
プログラミングの勉強をするにあたって、サンプルのソースコードと自分の記述したソースコードを比較したりなどといった用途にもクラムシェルモードを使いたかったのです。

私は大抵の場合、パソコンは長時間にあたって使用します。体には良い影響は全く無いですよね。
体のことを思うと、パソコンを操作するための環境を整えることは重要だと思います。
今までの環境は、正直に言うと非常に不便だったし‥‥昨年の秋には一時、腰痛に悩まされました。 (腰痛の本当の原因は学食の固い椅子で変な姿勢で転寝をしてしまったことなのですが)腰痛の時にもパソコンは必要!でもこの環境では辛かった‥‥

そこで、MacBookで21.5インチ液晶ディスプレイを使ったクラムシェルモードの環境を簡単に素早く構築できるように、パソコンを操作する環境の改善をしてみました。

100円ショップの「まな板スタンド」と「吸水テープ(窓に貼るテープ)」を使って‥‥

MacBook用のスタンドを作りました。吸水テープをまな板スタンドの一部分に貼った理由は、まな板スタンドの金属部分でMacBookに傷をつけないようにするためです。

このスタンドを自作パソコンの上に置いて、この記事の一番上のようにMacBookを設置します。

MacBookをクラムシェルモードで使うために用意したのが、「Apple Wireless Keyboard」「Logicool Bluetooth Mouse M555b」です。

クラムシェルモードで使う時のキーボードとマウスをBluetooth接続にして、ケーブルを接続する手間を省きます。

キーボードは、iMacでも使うことがあるかもしれないのでApple純正品を選びました。
マウスは、Bluetooth接続で快適、更にコストパフォーマンスが高いものを探し、この製品を選ぶことになりました。Amazon.co.jpで3,360円で購入することができました。

MacBookにMini Display Port-DVI変換アダプタを使って、液晶ディスプレイを繋ぎ、AC電源でMacBookを起動して、液晶部分を閉じる。するとMacBookはスリープモードになります。その後、MacBookをスタンドに立てます。最後に、キーボードかマウスのどちらかを適当に操作すると、MacBookのスリープが解除され、液晶ディスプレイにメニューバーやDockを含めたメインの画面が表示され、大きな1つの画面での操作ができるようになります。キーボードとマウスがUSB(ケーブル)ではなくてBluetooth(無線接続)になったことで、大きな手間が省けています。

MacBookをクラムシェルモードで使わない時は、Apple Wireless KeyboardはMacBook用に作ったスタンドに立てておくと場所を取りません。マウスやUSBハブも近くに置いてあります。

ちなみに、一緒に写っているディスプレイ変換アダプタは、miniDVIポートをDVIポートに変換するためのもの。iMac用です。iMacでは、21.5インチの液晶ディスプレイをセカンドディスプレイとして使うことがあります。iMacも、必要に応じて工夫して快適に使えるようにしました。

MacBookを家の居間で使おうと思い、居間でMacBookを単独起動すると、自分の部屋に置いてあるApple Wireless Keyboardが認識されて驚きました。規格によって異なりますが、Bluetoothは10m程度の距離まで届くそうです。
このようなことがあると、Apple Wireless Keyboardの電池が勿体ないです。
Apple Wireless Keyboardは、キーボードの電源ボタン(本体右側)を長押しすると電源を切ることができます。電源ボタンを押しはじめると、LEDが点灯します。消灯するまで電源ボタンを押し続けます。消灯すれば、電源が切れたことになるようです。

マウスには裏側にスイッチがあるので、これを切り替えればいいだけです。

これらによって、MacBookを大きな画面で使えるようになり、体への負担がかなり減った気がします。これからも引き続き、地道に頑張って勉学と趣味に励みたいです。

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