前回と、1年半前にトラブルに遭遇し、だましだまし使っていた「裸族の二世帯住宅」なのですが、トラブルの原因を特定できた”かも”しれないので、ご報告致します。
自作PCで、eSATA経由で裸族の二世帯住宅を接続し、スタンダードモード(中に入れた2台のHDDを個別にPCに認識させるモード)に設定したところ、上段のHDDはPCに認識されるのですが、下段のHDDは全く認識されませんでした。その症状がわかるもうひとつの要素として、裸族の二世帯住宅の下段HDD用のアクセスランプも点灯しない症状がありました。
前回、1年半前に調子が悪かった部位も、実は下段のHDDなのです。
スタンダードモードにて、上段と下段のHDDを入れ替え、再度繋ぐということもやってみましたが、やはり予想通りで下段(もともと上段で使っていたHDD)のHDDが認識されませんでした。
このことから、HDDケース「裸族の二世帯住宅」の下段部分に不具合が発生していると考えられると思います。
【2012/04/09 訂正】4月8日の時点で、灰色の文字色で記載した部分は、当方のマザーボードのS-ATAポートが「ポートマルチプライヤー」という機能に対応していない、もしくは有効になっていないために発生する事象のようです。ですので、前回記載したような製品の不具合だとは、断定できません。加筆する形にて訂正させて頂きます。誠に申し訳ございません。
さて、代替手段として…
(中のHDD自体には全く不具合がないので… )
- 自作PCにHDDを移植して、マザーボードの機能でRAID1を設定し、その領域をLAN経由でMacでも使えるようにする
- 代替の外付けケース(1台用)で、単体の外付けHDDとして使う
代替の新しいRAID機能付き外付けケースに交換?するしてしまう
このような方法が挙げられます。バックアップの面で負担が軽減されるRAID1を導入するために購入した「裸族の二世帯住宅」でしたが、HDDの寿命のみしか考慮していなくて、この製品・HDDケース自体の寿命までは考えていませんでした。
1. の方法は、既にあるものを利用した代替手段となります。けれども、BIOS等の設定が面倒だったり、本来はMacで使いたいのに、またWindowsの自作機の役割を増やして、管理が面倒だったりするかも…
2. の方法は、S-ATA HDD用のケースが余っているので、これも既にあるものを利用できます。しかし、既存のもののみを利用すると考えた場合は、2台のHDDに対して全く同じ方法は使えません。2台のHDDに対して同じ条件を与えたい場合には、全く同じ外付けHDDケースを2つ使わなければなりませんが、そのケースを1つ買い増ししなければなりません。
3. は、同機能、同等のRAID機能付き外付けケースを購入するとなると、また大きな出費がかさみます。費用対効果の面で、自分にとっては負担が大きいです。ですが、既存のHDDケース自体が正しく動作する条件も探ることもできます。
とりあえず、前回のポータブルHDDの買い増しをしたことが、ひとつの代替・バックアップの手段になっているので、中のHDDを再利用する方法については、焦って決める必要はありません。
さて、どんな方法で中のHDDを再利用しようかな…
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